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日本新聞2017年5月10日、4209号より
  
5・3憲法集会“憲法守ろう”と5万5000人結集
主権在民、戦争放棄、基本的人権尊重明記の憲法施行70年。共謀罪制定、憲法改悪ねらう政府に反対し平和と人権を守る運動の前進を!
  
 5月3日、「施行70年 いいね!日本国憲法−平和といのちと人権を!−5・3憲法集会」が有明の東京臨海防災公園で開催され、5万5000人が結集した。
 プレコンサートでは、広島で被爆し12歳で亡くなった折鶴の少女・佐々木禎子さんの甥の佐々木祐滋さんが自作の禎子さんの思いを歌った「祈り」を切々と歌った。沖縄出身の歌手ユキヒロさんとともに「HEIWAの鐘」をみんなで歌ったのも良かった。若者が歌で平和を訴える姿は大きな希望を与える。
 緑の党、緑フォーラムの青年たちの参加も希望を与えた。
 映画監督の山田火砂子さんは「望郷の鐘」を作った人で、最近では小林多喜二の「母の物語」という映画を作った。「東京大空襲のとき、B29 が空いっぱいにいて、飛行機は落ちないのかと思った。神国日本と教育されていたので、何かあったら守ってくれると思っていた。小林多喜二虐殺を知った時、本当にくやしかった。母役をやってくれと寺島しのぶさんを説得した。彼女は“自分の子どもがこのような姿で目の前に持ってこられたら、本当に気が狂ってしまう”と言っていた。“靖国の母”と呼ばれて喜んだ母親はいない。みんな“子どもが帰ってきた方がいい”と泣いていた。子どもを守るには戦争をしないことしかない」と語った。
 「沖縄の風」の伊波洋一さんは「憲法誕生時、沖縄は米軍の統治下だった。復帰してからも沖縄に憲法は適用されていない。沖縄が日本の施政下に戻ることを選んだのは、日本国憲法が輝いていたからだ。しかし、憲法の光は米軍基地で遮断され続けている。沖縄の民意が無視されている。沖縄県民はこのままではダメだと立ち上がっている。日本を変えていこう。日本国憲法を取り戻そう」と訴えた。沖縄戦で多大な犠牲を強い、今も沖縄に米軍基地を押し付けている、こんな悪政を変えていかなければならない。
 作家の落合恵子さんは「私たちは憤りと屈辱を抱いて集まった。憲法の命そのものが奪われる憤りを。辺野古での工事が始まった。あれだけ反対しているのに。暴挙です。基地がある限り、安心も安全も実現しない。森友学園はどうなったのか。首相と夫人がかかわったことがわかったら辞職すると言っていた、守ってもらいたい。福島の帰還困難区域の浪江で山火事が、起きて今も燃え続けている。“自己責任”“東北でよかった”と言う東北差別。復興大臣は罷免させたが、それで任命責任を取ったと言えるのか。初めての米軍の軍艦防護に自衛隊の護衛艦がついた。戦争法が具体的な形になっている。明らかな9条違反だ。私たち市民の安全保障はテロの標的になるかもしれない原発をなくすこと、米軍基地をなくすこと、主権在民、基本的人権、平和主義をされに育てていくことだ」と訴えた。
 特別ゲストとして韓国で朴大統領を退陣させたイ・テホさんは「私は一部の人以外元気でない韓国からきた。国民を保護しない政府のせいで、主権者を体現しない政治家のせいで、元気でいられない韓国から来た。北朝鮮の核兵器のせいではない。災難におかれた国民を捨てた政府のせいで元気でいられない。テロの脅威で大変なのではない。国民があげた権力を使って、国民を監視し抑えてきた政府のせいで不安だった。努力しても国民の大多数が非正規労働者。絶望の中で市民たちが広場に集まり始めた。小さなろうそくを灯し、歌を歌った。闇は光に勝てない。ウソは真実に勝てない。真実は沈没しない。私たちは決してあきらめない。国民が支持を撤回し、政府は崩れ始め、マスコミも動揺した。5ヵ月半に20回のキャンドルデモを行った。全国から1600万人が集まった。ついに今年の春、韓国の市民たちが朴大統領を権力の座から引きおろした。世界で古い政治を変える動きが起こっている。日本の市民の闘いを支持する」と力強く訴えた。
 沖縄から県民会議の山城博治さんがかけつけ、「憲法番外地、戦争の脅威最前線の沖縄からやってきた。我々の命を守るために政治はあるはずだ。安倍の暴走を止めよう。5ヶ月の拘留を余儀なくされたが、こうして今集会に参加できた。必ずや政府に打ち勝っていきたい。辺野古で護岸工事が行われようとしている。しかし稲峰名護市長の了解がなければ埋め立てても新基地も出来ない。11月の沖縄知事選、来年の名護市長選の闘いに沖縄県民は負けない。運動をつぶすために共謀罪が用意されようとしている。共謀罪を葬り去ろう。私たちの未来を作っていこう」と満身の力を込めて呼びかけた。
 決して負けられない闘いを切り拓いていこうという強い決意が感じられた。二度と戦争を許してはならない。若者が戦場に送り出される日を阻止しなくてはならない。
 5万5000人の集会参加者は、「憲法を守ろう!」「共謀罪反対!」「人権を守れ!」とシュプレヒコールをあげながらデモ行進した。
 悪政にノーとはっきりと意思表示していこう。 (沢)
  
  
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