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日本新聞2017年8月23日、4224号より
  
防衛省が陸上イージス導入方針
5年連続軍事費を増やし、武器輸入額世界1位の日本。ミサイル迎撃のイージス体制導入等に見る軍事大国化に警戒心強める国際社会
  
 防衛省は「イージス・アショア」導入の方針を決めた。17日にワシントンで行われた日米外務防衛担当閣僚会合(2プラス2)で米国側にも伝えた。「イージス・アショア」とは、イージス艦に搭載されたレーダーや弾道ミサイルに対する迎撃ミサイルの発射システムなどを陸上に配備するもので、防衛省は来年度予算の概算要求に予算を盛り込む。このシステムはアメリカから購入するという。また、来年3月までに、イージス艦を現在の4隻から5隻に増やす予定を前倒しして今年中に5隻にする方針も決めた。「北朝鮮(朝鮮)」の弾道ミサイルを迎撃するという名目で進められているが、もはや「自衛」などというものではなく、攻撃態勢に入ったと判断されても否定できない。「イージス・アショア」は朝鮮から発射されたミサイルを5分で迎撃する能力を持つという。これは明らかに憲法違反である。すでに、各地にPAC3を配置するなどし、違憲行為が公然と行われている。この「イージス・アショア」は1基800億円で、日本全土防衛のためには2基必要だから1600億円かかるというのである。2基設置によって、中国も朝鮮も射程に入る。さらに、日米で宇宙監視システムを構築するとしている。航空自衛隊に「宇宙部隊」まで創設するというのである。
 イージスシステムのレーダーを、米レイセオンと三菱電機、米ロッキード・マーチンと富士通の2陣営が共同開発することが検討されている。このレーダーを「イージス・アショア」や新たに建造中のイージス艦に搭載することも考えられる。日米軍需企業が儲けるのである。
 アメリカと一体となって軍事に力を入れる日本に対して、国際社会は警戒を強めている。
  
武器輸入世界一、5年連続軍事費増の軍事大国日本
 2017年度の日本の軍事費は5兆1251億円で、安倍政権になってから5年連続増額し、史上最高額となった。米国務省によると、2002年〜2012年の11年間で日本の武器輸入額は1661億ドルで世界第1位だったという。調査対象170カ国中、日本は武器輸入額1位、軍備支出5位、兵力あたり軍備支出8位と、軍備強国の隊列に入ったと評されている。2015年段階で、海上自衛隊は全長248メートル、基準排水量1万9500トンの空母級ヘリ搭載護衛艦47隻、潜水艦16隻、機雷艦艇27隻、哨戒艦6隻、輸送艦11隻、補助艦艇30隻など計137隻の艦艇を保有。対潜哨戒機P-3Cを69機保有。航空戦力はF-15を201機、F-4を55機、F-2を92機、E-2C早期警戒機13機など陸海空自で計1000機近くを保有。さらに、2018年までの中期防衛力整備計画で、イージス艦2隻を含む護衛艦5隻、潜水艦5隻が新たに導入。哨戒ヘリSH-60Kが23機、早期警戒機4機、P-1哨戒機23機、F-35A28機、空中給油機・輸送機3機などが新たに配備されるというのである。
 東日本大震災の被災地の復興は遅々として進まない中で、このように軍備増強のために税金を使うなどとんでもないことである。
 何のための軍備増強なのか。戦争へと向かう危険な政治に歯止めをかけなくてはならない。  (沢)
  
  
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