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日本新聞2018年8月22日、4275号より
  
翁長知事の遺志継ぎ基地反対貫く沖縄県民
政府、土砂投入延期は知事選に向けただましの戦略。沖縄戦を忘れず戦争のための基地建設を許さない。命がけの沖縄の闘いと連帯!
  
 11日、沖縄県那覇市の奥武山(おうのやま)公園陸上競技場で「辺野古新基地NO!」の県民大会が開催され、激しい雨がたたきつける中、7万人が結集した。8日に翁長知事が急逝され、県民大会は追悼集会となった。壇上にはこの日、翁長知事がかぶって参加する予定だった大会テーマカラーのブルーの帽子が置かれた。
 翁長知事は2014年の県知事選に辺野古新基地建設阻止を公約に掲げて当選した。それから4年にわたって、「あらゆる手段を使って、辺野古に基地は造らせない」と闘い続けてきた。次男の那覇市議・翁長雄治さんは、翁長知事が病床で、どうやったら基地を止められるかと資料を読んで頑張っていたことを話した。そして日頃から「わずか0.6%の沖縄に日本全国の70%以上の基地が押しつけられている。沖縄は試練の連続だ。しかしウチナーンチュが心を一つにして闘う時には、お前が想像するよりもはるかに大きな力になる」と何度も何度も話していたという。「翁長知事の遺志を受け継いで、基地建設を止めよう」と次々と訴えられた。
 同じ11日、東京・池袋でも抗議集会が開かれ、2800人が結集した。「翁長さんの問いかけに応え、本土の人間こそ声を上げなければならない」と訴えた。
  
美ら海破壊につながる土砂投入に反対する闘い続く
 防衛省沖縄防衛局は6月に8月17日以降の土砂投入を県に通知した。土砂が投入されてしまえば、大浦湾の豊かな自然は取り返しがつかないことになる。ジュゴンも棲めない海になり、サンゴも死滅してしまう。仲井真前知事が埋め立て承認した時に「留意事項」として、沖縄防衛局に環境監視等委員会が設置された。委員会の元副委員長の東清二・琉球大学名誉教授が県民大会にメッセージを寄せた。「委員会では、ウミガメの産卵場所やジュゴンが何頭いるかなどの調査を依頼しても何も調べない」と非難し、「藻場の話をしても議事録には載らない。都合の悪いことは一切書かない」と怒りを込めて告発した。国は沖縄の美ら海を守る気など全くないことは明らかである。環境監視等委員会を設置してもアリバイで、環境が破壊されていくことも何も調査していないし、する気もないのである。
 沖縄の人々は自然と共に生きてきた。自然に守られ自然の恩恵を受けて生きてきたのである。特に「沖縄戦の時は海の恵みが命を救ってくれた。宝の海だ」とおばあ達は言っている。海を守ることは命を守ることだと。
 17日の土砂投入を絶対に許してはならないと、「オール沖縄」主催で「辺野古新基地建設阻止ゲート前連続集中行動」8月6日〜10日、16日〜18日に行った。政府は「荒天が続き準備が整っていない」として土砂投入着手を見送るとしている。これは翁長知事逝去で行われる知事選を前に土砂投入を強行したら、選挙に影響すると見たための戦略に他ならない。選挙で基地容認候補が当選したら一挙に土砂投入、工事を強行する腹積もりである。
 沖縄の闘いと連帯し、辺野古新基地建設を阻止する運動を全国で展開しよう。 (沢)
  
  
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