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日本新聞2019年5月8日、4311号より
  
9条守ろうと憲法集会に6万5000人結集
憲法への自衛隊明記は9条を無力化させること。改憲発議を許してはならないと声あがる。朝鮮高校生、沖縄、福島から差別反対の訴え
  
 1947年5月3日に日本国憲法が施行された。その日を記念して5月3日は憲法記念日とされている。日本の憲法、特に戦争放棄、戦力不保持を高々と掲げた憲法9条は日本だけでなく世界の宝とさえ言われている。ところが安倍政権は憲法9条に自衛隊を明記する改憲をねらっているのである。自衛隊を明記することは戦力不保持の9条2項を形骸化させることであり、ひいては戦争放棄をも脅かすことである。
 憲法9条を守ろう、安倍政権の改憲発議をしようと、5月3日、有明の東京臨海広域防災公園で「平和といのちと人権を!―許すな!安倍改憲発議―5.3憲法集会」が開催され、昨年の6万人を上回る6万5000人(主催者発表)がかけつけた。
 主催者の高田健さんは「首相は新しい改憲案を2020年に施行するとしている。自衛隊を9条に書き込み、日本を戦争する国にするのがねらい。198通常国会はあと1カ月半だが、そこで発議するか、次の参院選で3分の2の改憲勢力を確保して発議するか、いずれかをねらっている。改憲反対運動を強めていこう。辺野古埋め立て反対、原発再稼働反対、人権と平等実現など多くの問題がある。改憲発議を阻止しよう。参院選で改憲派3分の2を阻止しよう。全国の一人区で野党候補一元化を。今日を出発点にしよう」と呼びかけた。
  
9条守り戦争阻止!
 音楽評論家の湯川れい子さんは「私は83歳、戦争を知っている。人間が人間を殺すことを恥じなきゃいけない。9条は日本の宝。自衛隊を書き込むというインチキを許さない。残された生涯を9条を守ることにかける」とき然と語った。
 「辺野古」県民投票の会代表の元山仁士郎さんの言葉は強く響いた。
「県民投票の結果は、投票率が52.48%、反対票が72%、43万4000人余りと圧倒的な結果だった。しかし工事は続いている。なぜ沖縄の民意は反映されないのか。皆さんの故郷で住民投票をやって、それが反映されなかったらどう思うか。怒ってほしい。この国の民主主義は一体何なのか。日本の人々は何を大事にしていくのか。日本国憲法があるから沖縄は日本になった。辺野古の基地建設が行われている中で、子や孫に何を語るか。憲法が変わるかどうか岐路に立たされている。その時、私は何をしたのか、あなたは何をしたのか、語れる大人になろう。みなさんと一緒に沖縄の民意を実現していきたい」
 玉城デニー・沖縄県知事からも連帯のメッセージが寄せられた。
 リレートークでは、東京朝鮮中高級学校合唱部の皆さんが心にしみるハーモニーを届けてくれた。代表の生徒さんの「朝鮮学校は同胞たちによって建てられた学校で、70年以上の歴史がある。しかし、日本社会の中で差別と偏見にさらされてきた。昨年、朝鮮半島の情勢で統一の扉が開いた。これによって朝鮮学校に対する差別もなくなると思ったが、ますます差別は強まった。朝鮮学校だけ高校『無償化』から除外された。裁判でも不当判決が出た。この闘いは私たちの尊厳を守る闘い、あきらめない。朝鮮の文化を堂々と守っていく」の訴えは、突き刺さってくる思いがした。日本の政治は誇り高い青年達の心を傷つけているのだ。
 福島原発告訴団団長の武藤類子さんは「東電幹部の刑事裁判は9月19日、結審を迎える。巨大津波の長期評価が報告されていたのに、武藤副社長は先送りを指示した。何の対策もなく大津波となった。3人の被告は責任回避に終始している。事故の責任をきちんととらせる。この3月、区域外避難者は公務員住宅支援も打ち切られた。住み続ける人は家賃を2倍請求される。名ばかりの復興五輪などいらない」と語った。
 すべての問題に共通しているのは、憲法の精神が踏みにじられていることだ。人権を守り、平和を守ろう、そのために憲法を守ろうと参加者はデモ行進で訴えた。 (沢)
  
  
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