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日本新聞2019年7月24日、4322号より
  
参院選 9条守る民意で改憲勢力3分の2阻止
参院選で示した戦争する国日本を許さない民意で、改憲阻止、戦争反対の運動の前進を。基地反対、原発再稼働反対も明確に示された
  
 21日投開票の参院選の結果、自民公明の与党は71議席で、改選過半数を超えた。しかし、安倍首相が「何としてもやる!」と息巻いていた改憲発議に必要な改憲勢力3分の2=164議席には及ばず160議席にとどまった。不戦を明記した憲法9条を守ろうという民意の表れである。参院選で3分の2を超える改憲勢力を確保し、一気に自衛隊明記で戦争に向かう憲法改悪を行うという安倍政権のもくろみは崩れた。安倍首相は「改憲勢力は憲法審査会などを通じて、これから形成していく」と言っているが、ここから野党の結束が問われるところである。今回、改憲勢力3分の2阻止に、1人区で野党側が10議席確保できたことは大きい。今後の国会審議においても、野党が結束して政府の横暴を許さないことが民意を生かすことである。
  
各地で命を守る意思表示
 沖縄では良鉄美候補が新基地反対を訴え勝利した。自民候補は新基地の是非に触れない戦術を取ったが、もはや沖縄県民に通用しない。6万4000票の差をつけて議席を獲得した。今も政府は基地はいらないという沖縄の民意を無視して土砂投入を強行している。沖縄県民は再び三度、悪政ノーを突きつけたのである。
 原発が立地する選挙区の17議席のうち6議席を野党候補が獲得したことも、政府の原発再稼働、推進政策に反対する民意を示した。特に、福島第一原発事故を起こした東電柏崎刈羽原発がある新潟での野党統一候補勝利は、再稼働反対が民意だと明確に示した。
 また、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」が配備されようとしている秋田でも野党統一候補が勝利した。危険な「イージス・アショア」の設置を許さない票が投じられたのである。
 「れいわ新撰組」が議席を得たのも、新しい政治を求める機体の表れである。
 今回の投票率は48.80%で戦後2番目に低かった。これが大きな課題である。韓国、ロシアでは投票率が50%に満たない場合、選挙自体、無効になる。2人に1人も投票しない選挙は民意が反映しているとは認められないというのである。日本では最低投票率がない、そのことも問題である。選挙は主権行使の権利である。あまりにもひどい政治だから、誰が議員になっても変わらないと思っている人も多いだろう。しかし、あきらめていては権力のある側に有利であり、ますます勝手なことが決められてしまう。1票が何の力になると思うかもしれない。その一票一票がまとまれば、大きな力になる。あきらめないで意思表示することが大切なことである。それが改憲勢力3分の2阻止につながったのである。
 安倍政権は有権者に受けの悪いものは参院選のあとに回した。これからどんどん打ち出されてくる。日米貿易問題でもアメリカに譲歩した実態が出されてくる。消費税は10月に10%に引き上げられる。年金問題でも「年金だけで老後を暮らせるわけがない」という本音を押しつけてくるだろう。改憲も断念したわけではなく、野党切り崩しにかかるだろう。その時、民意をくみ取る政治を訴え、沖縄の闘いに学び統一戦線を組めるかが大きなカギとなる。力を合わせて悪政に歯止めをかける運動を前進させよう。 (沢)
  
  
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