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日本新聞2020年6月10日、4368号より
  
沖縄県議選、玉城知事支える与党過半数獲得
辺野古新基地反対が48議席中29議席。基地反対貫いた玉城県政2年を県民が評価した結果。糸満市長選でも基地反対候補が現職を破る
  
 6月7日投開票の沖縄県議選は、約2年間の玉城県政が県民にどう評価されるかをかけた大事な選挙となった。結果は玉城県政与党が25議席と過半数を獲得した。社民4人。共産7人、社大2人、立民1人、にぬふぁぶし1人、無所属10人の計25人である。改選前の26議席から1議席減となったのは残念なことであるが、基地反対勢力へのさまざまなゆさぶりの中で、過半数を確保した意義は大きい。初めて県議選に候補者を擁立した「新しい風・にぬふぁぶし」の当選者は翁長知事の息子さんの翁長雄治さん。翁長前知事の思いを継いで基地反対の運動を展開していくであろう。コロナ禍の影響もあり、投票率は49.96%と県議選では過去最低となったが、基地反対の県民の民意は明確に示された。中立の立場の公明2人、無所属2人も基地反対なので、基地反対勢力は48議席中29議席と大勢を占める。
 同日投開票された糸満市長選では、自公推薦の現職・上原昭候補を破って、基地反対の富銘真栄候補が見事、当選した。
 県議選、糸満市長選ともに、沖縄県民は基地反対の民意を明確に示した。政府は沖縄の民意をしっかりと受け止め、辺野古新基地建設を中止すべきである。  
6月23日は沖縄戦慰霊の日、基地のない平和な島が沖縄県民の願い
 沖縄は本土を戦場としないための捨て石とされた。1945年3月から沖縄戦が始められ、沖縄県民を巻き込んだ悲惨な戦争である。陸軍牛島司令官は自らが自決する時、「最後まで戦え」と命じた。南京大虐殺を指揮した残虐な司令官である。6月23日、沖縄戦の終了が宣言された。それで戦争が終わったのではなく、そこからがまた、沖縄県民の地獄のような日々となった。ひめゆり部隊をはじめ、兵士の看護にあたっていた女学生たちは解散を命じられ、戦場と化した地を、故郷を求めて砲弾の中をさまようことになった。この時から8月15日の敗戦までの間の犠牲者が最も多いと言われている。平和の礎に刻まれた犠牲者の数は24万人を超える。そのうち12万人以上が沖縄県民で、県民の4人の1人が犠牲にされた悲惨極まりない戦いを強いられたのである。敵に見つかるからとわが子を殺せと命じられた母親、「集団自決」を強いられ生き残った者の傷はいえることはない。「米軍より日本軍が恐ろしかった」という沖縄の人々の声を私達一人一人がどうとらえるかだ。この無惨を繰り返してはならない、基地のない平和な島を取り戻そうと沖縄県院は訴え続けている。
 その沖縄に政府は今も基地を押し付けている。米軍基地による被害は後を絶たない。米軍機墜落炎上、米軍機からの落下物、米兵による犯罪、そして有害物質による汚染。4月にも、米軍普天間基地で泡消火剤の大量流出が起き、発がん性、発育への悪影響が指摘されている泡消火剤の泡が大量に飛び散った。嘉手納基地内の川などから、この有機フッ素化合物が日本の基準の760倍検出されたと最近報じられた。基地内から外部に流出する川もあるが、米軍は検出場所を明らかにしない。
 5月29日には陸自木更津駐屯地での米海軍のオスプレイ整備のために、新格納庫を建設すると、防衛省が公表した。
 沖縄はもちろん、日本のどこにも米軍基地はいらないと意思表示し、変遷を訴えるときである。 (沢)
  
  
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