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日本新聞2021年6月23日、4421号より
  
「原発いらない金曜行動」第1回開催
「原発反対の運動を続けよう!」と首相官邸前に集った450人。運転から44年の美浜原発3号機再稼働断固阻止。命を守るのが最優先
  
 6月18日午後6時半から、首相官邸前で「原発いらない金曜行動(第1回)」が開催され、450人が結集した。
 これまで反原発首都圏連合が9年間、金曜行動を主催してきたが、昨年暮れに中止を発表した。これに伴って、たんぽぽ舎などが“首相官邸で原発いらないと叫ぼう”と呼びかけ、開催が実現した。
 ルポライターの鎌田慧さんは「44年の老朽原発を6月25日に再稼働しようとしている。許されない事だ。福島では今も苦しい生活を余儀なくされている。それを何も考えず再稼働。とんでもない。何の根拠もなく原発は安心安全。これは許せない」と訴えた。
 クレヨンハウス主催者の落合恵子さんは「責任のある人が責任を取るまで、続ける。何も責任を取っていない。日本のどこにも、世界のどこにも原発はいらない。叫び続けよう」と呼びかけた。
 講談師の神田香織さんは「コロナの中でこの2年間、大変な生活を強いられている。私達も仕事が出来ない。みんな大変な中で、オリンピックだけはやるという信じられない事が起きている。1万人の観客を入れてやるという。私は6月に沖縄戦の講談をやる。沖縄戦で家族9人亡くした方のお話。今、日本で起きていることが戦争時代とそっくりだ。悔しくて悲しくて仕方ない。仕事はなかなかないが、次は福島原発事故からたくましく生きていく少年の講談をつくる。金曜行動で原発反対を訴えていこう」と力強く語った。
 たんぽぽ舎共同代表の山崎久隆さんは「よく目にするのは福島第一原発の1000基のタンク群の映像だ。これ以上増えたら置き場がない、どうするんだと。しかしあれは敷地の一部だ。第一原発の敷地は3.5平方キロメートル。半分の敷地は3.5平方キロメートル。半分の敷地は放射性廃棄物のゴミの山。東電も中身がわからないものがある。中からゲル状のものが漏れて、13ミリシーベルト。そのゴミの山を処分して、そこに大型の貯水タンクを10基作れば100万トンの汚染水が保管できる」と提起した。海洋投棄を避ける手立てはあるのに、それをやらないのは犯罪である。
  
「この国のありようを問う」と被害者の訴え
 原発事故被害者の石井さんは「浪江町津島に暮らしていた。帰還困難区域だ。原発事故が起きて、日本中を移動した。故郷を失って、“故郷に抱かれて育つ”という事を知った。大勢の原告が、故郷に帰りたい、故郷で死にたいと言いながら亡くなった。7月30日、私達の裁判に注目して下さい。署名に協力して下さい。私達の裁判はこの国のありようを問う裁判でもあります」と切々と訴えた。
 原発事故で被害者は全てを失った。しかし国も東電も何の責任も取っていない。今も事故現場では、毎日4000人の労働者が被ばく作業を余儀なくされている。事故収束の見通しも立たず、被害者補償の問題も解決されていない。再稼働など論外である。
   
    
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