緑の党
 Green Party

 
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 内閣総理大臣 菅 直人 殿
 外務大臣   前原誠司 殿
 防衛大臣   北澤俊美 殿
 
ジブチからの自衛隊撤収と自衛隊軍事基地建設を早急に取りやめることを要求します。
 
 昨年の6月、自衛隊は、「海賊対処」を名目に、P3C対戦哨戒機部隊150人を、アフリカ東部ソマリアの隣国ジブチに派兵した。当時野党だった民主党は「自衛隊派遣の国会事前承認が必要」と反対した。ところが、菅首相は、今年の7月16日、その1年間の延長を決め、翌17日には、ジブチに自衛隊基地を建設することを踏襲し、起工式を行っている。現在、P3C対戦哨戒機2機と海自護衛艦2隻がアデン湾で活動している。
 この基地には、東京ドームの2倍以上の12ヘクタールの敷地に47億円を投じ、宿舎、格納庫、事務所など4棟建設し、航空機3機を収納する予定である。これは明らかに軍事基地である。今までアメリカの米軍宿舎を4億円で借り、民間会社から格納庫を借りているが、軍事基地を作るということは占領を目論んでいることである。
 日本は、かつての侵略戦争の反省から、憲法9条で、「戦争放棄、他国との間の紛争の解決手段として、武力の放棄」を謳っている。海外派兵はもちろん他国に軍事基地を作ることは明らかに憲法違反で断じて許されることではない。政府は、日本の軍国主義が第二次世界大戦でアジア諸国を侵略した歴史について、謝罪や補償もきちんとしていない。今、アフリカのレアメタルや石油資源確保のために、アメリカと一体になって、軍事基地を建設することは、世界戦争を引き起こすことであり、それは再びあの悲惨な侵略の道を歩むことになる。また、日米地位協定以上に、ジブチ国民の人権を蹂躙する協定も破棄すべきである。
 このジブチへの自衛隊派兵と自衛隊軍事基地建設は、憲法9条を踏みにじる暴挙であり、早急に自衛隊の撤収と軍事基地建設を取りやめることを要求します。そして菅政権は、戦争をしない、戦争にも協力しない国家作りをし、世界から信頼される平和国家を目指してください。

 
 2010年11月10日 緑の党 党首 対馬テツ子 
 
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