緑の党
 Green Party

 
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 中国電力株式会社
 取締役社長 山下隆様
 
上関原発の埋め立てをやめ、持続可能な発電方法に改め、上関原発建設を廃案にすることを要請します。
 
 貴社は上関原発を建設するため、今、排水口予定地付近に台船を一台止めています。この台船には石が山積みされ、予定地に到着すると石を落し、埋め立てを強行しようとするものです。原発では死の灰が必ず生み出され、海や空、大地を放射能で汚し、永久に取り返しができません。この上関町長島やその周辺海域は世界的に珍しい希少生物の宝庫で、生物多様性のホットスポットといわれています。カンムリウミスズメは世界で唯一の周年生息域であり、世界で1個体しか確認されていないナガシマツボの産地でもあります。また世界で一番小さいクジラの「スナメリ」もいます。まさに瀬戸内海の最後の楽園と言われています。生物多様性の宝庫であるがゆえに、祝島の島民は、1本釣りで生計を立て暮らすことができます。
 ところが、貴社がそこに原発2基建設する予定にし、今埋め立てを強行しようとしていますが、それは祝島の島民の生存権を奪うことです。原発の温排水などにより生態系が崩壊されるからです。その温排水には、化学薬品や放射能も含まれます。かつてチェルノブイリ事故がありましたが、原発が建設されたら、その危険性も全くないとは言い切れません。もしも原発事故が起きれば、目と鼻の先の祝島島民は真っ先にその犠牲になります。祝島だけでなくその被害は広範囲に及びます。祝島島民は、子子孫孫生きていける自然を守るために、上関原発に反対し、死を賭して28年間も闘ってきました。地元の反対の声を無視して建設はできません。また生態系を破壊し、祝島の島民の生存権を奪うこともできません。
 日本は原子力に頼らなくても電力を賄えます。そして、持続可能な発電方法、たとえば太陽エネルギーなどの開発に力を入れるべきです。貴社は上関原発中止を要求する国民の声に耳を傾けて下さい。そして、即刻上関原発予定地の埋め立てをやめ、上関原発建設を廃案にすることを要請します。

 
 
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